さて、ご無沙汰しております。皆さん今日もいい年して一生懸命ゲームに励んでおられるのでしょうか?私も日本におりましたら確実に今頃、有楽町モンタナの両替機の前でジャラジャラとやらかしていたのではないかと思う今日このごろでございます。今回は気まぐれに先週末、連休を利用してルチャ・リブレ発祥の地と噂されているとかいないという、
憧れの地・プエルトリコへ行って参りましたのでそのリポートをしたいと思います。
さてこのブログは確か、頭脳明晰なる読者諸兄しかご覧になっておらず、今更プエルトリコとはどこにあるのか説明など不要かと存じますが、念のためほんの一握りの無知なる読者のために紹介しておきましょう。先ずは語源から、
Puerto Ricoとはスペイン語で英語に訳すとPort Rich、つまり「リッチな港」という意味であり地政学的にもヨーロッパに一番近い港であり重要な拠点だったようです。場所は南米と北米の中間に位置する島です。
そして何とここ、アメリカ合衆国のCommonwealthとしてテリトリーに入っており、つまりアメリカの一部なのです。パスポートすら持たずに、のんべんだらりとニューヨークから飛行機に乗って南下すること約4時間、マイナス15度のニューヨークから常時30度の常夏の楽園へとついてしまうわけなのでありました。もちろん国内旅行なので出国手続きもなく、ドルも使えて英語もほぼ使えます。さて、したり顔でここまで説明させていただきましたが、私、お恥ずかしながら申し上げさせていただきます、今までプエルトリコがどこにあり、一体なんであるか全く知りませんでした。そもそも
プエル・トリコという音節で区切っていたし、位置的にもアフリカなのかインドなのか南米なのか、下手すりゃコスタリカだとかマダガスカル諸島だとかパナマだとか
邪魔威禍(ジャマイカ)だとかと混同しているレベルでした。それがまさか私の尊敬して止まないアメリカ合衆国のテリトリーだったとは私もまだまだアメリカにかぶれ切れていないな、と深く反省したのでした。
そして飛行機を降り、レンタカーを借り、島の東端のリゾートホテルを目指したのですが、ここでFMラジオをかけようとしたのですが、はい、どの局もほぼ全部
レゲトンでした。スパニッシュ・レゲエだのレゲトンだの完全にスペイン語になっちゃってるんですけど、とりあえずレゲトン発祥の地がプエルト・リコだったと認定してもよいのではないでしょうか。
で、まぁカリブ海のリゾート地、ビーチ、プール、カジノ、クラブ、なんでもござれの楽園でした。
特筆すべきはアメリカで唯一、熱帯性雨林、すなわちジャングルが存在し、
リアル・ジャングルクルーズを
個人的にというか勝手に行えるというところでしょうか。
まぁ簡単に書いてますけど、本当は鳥の声がすでに完全にジャングル、つまり異次元でして、本能的な危機感を感じて私はずっと脅えていたことを白状しておきます。
あとはコロンブスが作った要塞、城下町みたいなのがあるんですが、ここがまた凄いんですよ。
なんかこの写真の上のほうに点々としてるの見えますか?これ、全部凧なんですよ。つまり、
プエルト・リコでは凧上げがメチャクチャ流行ってるのであります。これは、間違いありません。ちなみにここ、夜も普通にライトアップされており行けるんですが、夜中まで凧あげてる猛者もいましたからね。多分、凧すらまともに上げられないような男はプエルトリカンではまだまだ半人前という事なのでしょう。私も負けじとエアー・ラーメンで鍛えたエアー・凧を披露しておきました。
とか言いながら、実はここもいい加減なプエルトリカン、しかも3歳くらいの子供が凧をドッカンドッカン墜落させており、凧が頭に突き刺さらないか、内心ビクビクしていた事を告白しておきます。
さて、最後、空港へ向かう途中、あり得ない寿司屋を発見してしまったので報告しておきます。世界のタケシ北野も真っ青の、まさかの
ヤクザ寿司。
残念ながら、昼過ぎにもかかわらず営業していなかったので(ヤクザなので昼は寝ている)、メニューだけ激写しておきました。
ヤクザ・スープ、ヤクザ・アペタイザー、ヤクザ・サラダ、そして泣く子も黙る
ヤクザ・キッズ・メニュー。
最後に個人的な一番のツボ。
まさかの
ヤクザ・ヘルシーチョイス。その発想は完全にありませんでした。
プエルト・リコ、一度は訪れてみるのもいいでしょう。その時は必ずや、私にご連絡ください。
その際には
ヤクザ寿司の正確な住所を教えて差し上げるので、是非とも今度は入店リポートを期待しております。