ある三連休まっただ中の、都内某所、深夜。
-AM 3:40
「マジでふざけんなよ。殴ってやるから戻って来い。うっせえ、いいから戻って来い。マジで殴ってやるから戻って来い。うるせえよ、金なら払ってやるから今すぐ来いよ。本気で殴ってやるから来い。」
私は
電話の向こうで荒ぶるチャック全開君に、縮み上がりました。ヤバい、今戻ったら本気でぶん殴られる。
何故このような状況になってしまったのか、賢明なる読者諸兄に説明するには数時間遡って説明しなければならないでしょう。
その日、前回のエントリーのように私はとあるプロレスラー(神楽坂ウルフさん)に対して北尾ドリラーをぶちかましてやろうと意気揚々でした。しかしながら結果的に神楽坂さんが出稽古をすると宣言したのは前日の金曜日であり、単純に私は日にちを間違えてしまったわけでした。北尾、まさかの日にち間違えにより不発、かと思いきや・・・・
神楽坂さんの思いやりというか闘魂というか、前日現われなかった私の間違えを見込んだ上で、土曜日もまたHLS渋谷に現われてくれたのでした。本来ならばその様子を今回のメインエントリーにするべき所だったのですが・・・
冒頭のように尋常でない事態に陥ってしまったため、そちらをメインに話を進めたいと思います。
正直、この日は愉快なネタが頻出しすぎて、完全に頭の容量をオーバーしたので正直思い出すだけでも面倒なのです。
しかも最後のチャック君が全力でブチギレしてくるという強烈な結末により、全て吹っ飛んでしまいました。
この日はそもそも、私が日にちを間違えていた事もあり、チャック全開君とバーチャをちょこっとやって秋葉原の大会に二人で出て、軽く飯でも食って帰る感じでした。チャック君に至っては、RNを何故か「チャック宴会君」としており、この時は正直、完全に意味不明であり、自分でも意味不明と言っていました。
しかしながら、HLS渋谷に行くとLOWさん、神楽坂さん、林乱太さん、さらにはフェルナンディオさんまで続々と集結してくるではありませんか。
すっかりゴキゲンになってしまったチャック全開君は、「もう大会とかどうでもよくね?俺こんな予感がしてたの。
だからこのRNにしてたの。今日はもう宴会だよね。」と申しておりました。
そしてフェルナンディオ、林、チャック、私の妙齢の男性4人組が、キャバクラと居酒屋のキャッチをなぎ払いながら渋谷を練り歩き、辿りついた所がまたとんでもない。
林先輩ご自慢のお店なのだが、もうこれが本当にとんでもない。何が凄いって、メニューの追加注文はできない。つまり最初の一発が勝負。
そしてメニューにはなんと魚しかない。しかも、あろうことか値段が一切書いていない。すべて時価なのです。加えて、店内での携帯の使用は一切不可。もう、何がなんだか意味がわからない。もしかして態度悪いと値段も高いんじゃないの?とか笑ってましたが、今から考えるとあながち間違いとも言い切れないのです。
そして、4人で頼んだモノは・・・・メバル、ブリ、ウニ、フライ盛り合わせ。 以上。
あれ?少なくない?と思った賢明なる読者諸兄もおられるでしょうか。
・・・
無理です。しかも私は魚嫌い。とても深い「絶望」感を味わいました。
正直、あれが全部机の上に並べられてるのを思い出すと、今でも吐けます。
魚嫌いにとっては地獄のような、つまり丸投げさんや華さんの誕生日会は、ぜひともこの店でやってやろうと心に誓ったのでした。
この時点でもチャック宴会君はとってもゴキゲンで、今後のチームの方向性やらチームメンバーの話を非常に楽しく語っておられました。
「もう俺本当にみんな大好き」みたいな事を言っており、聞いているこっちまで恥ずかしくなってしまいそうでした。
この時点では、まさかあんな事になろうとは誰一人、予想していなかったのでした・・・・
つづく