”VFは無限である。”
そのような言葉をかつて聞いた事がある。ソクラテスか、ヘーゲルか、キャプテン右翼か誰かは定かではないが、その後にはこう続いた。
”無限ていうか宇宙。ていうかユニバース。”
神秘の源泉たる宇宙。未だ測り知れない無限の謎。そんな可能性を唯一体現しているのがバーチャ、すなわち仮想戦士なのだと。
”世界はフレームでできている。” アイザック・ニュートン 1642~1727
という近代科学の父の名言はあまりにも有名である。
そして私は最近、もっぱら非科学的に生活していた。
VFという真理を見て見ぬフリをして、仕事にかまけ、ふんにゃらと自慰行為に励み、惰眠を貪っていた。
そのような非科学的な行動に対しては確実に制裁が下される。
私は先ず、著名な物理学者が集まるとされているモンタナへ出かけ己の非科学的行動に驚愕し、次いで先週末、学問の新興地ペンギンで己の非論理的行動の結果、またしても降段したのだった。
降格させられし相手との動画は近日中にUPする予定である。
七段同段ベネッサ・ルイス。こちらは2回両替に立ち、あちらは1回と言えば、論理的な読者にはほぼ察しがつくだろう。
以下は帰り道、考えた事である。ちなみに余談であるが、「我思う、故に我有り」という哲学を代表するこの言葉は、かのデカルトが、度重なる皆伝ループを脱せずに苦悩したいた時に思い付いた言葉との事である。さらに当時既に称号であったパスカルは”称号とは考える葦である”との余裕の発言が記録されている。
何で俺はこんなにも非科学的なのだ。何故解っているのに勉強しないのだ。
そして何故勝てなかったのか真剣に考えた。つまり、全てのゲームに共通する
予測をしていないから負けたんじゃないだろうか。超絶反応を持っていない限り、見てから反応するのは無理である。例えばスイッチキックを出した場合、ガード・ヒット・NH・CH・避けられた場合それぞれ見てから反応するのは無理である。しかしその中である程度CH・避けに絞って予想をしていれば反応できるのではないだろうか(とNoriさんのブログに書いてあった)。それと同じで、相手の技をガードして有利になった場合、遅らせを入れるか最速を入れるか2択の行動を取った場合でも、前者であればCHで割り込まれる事を予測し、後者であれば避けられる事を予測し、行動していれば更にそれに対応できたのではないだろうか。それを考えずに常に2択をとっているとサラというキャラでは結果的に先の両替の比率となってしまうのではないだろうか。
そして、昨日、大会に出ますと言っておきながら、またしても己の非科学的な行動の所以でもって、大渋滞に巻き込まれてしまうという大失策を犯し、参加する事ができなかった。
カルティメデス先生・及びジェフリー・オア・ダイ先生にまたしてもお詫びしなくてはいけません。
それでは全ての戦士へ(己を含め)、以下の言を送ります。
”フレームを知らぬもの、我が門に入るべからず” プラトン B.C427~B.C367