リコリコ先生、バーチャがしたいです。
が、仕事の量がまたしても凄腕級に多くなってきました。
し、か、も、明日から僕は缶詰研修3日間。
場所は神奈川の海老名という所らしいです。
隙あらば、抜け出して海老名のゲーセン行ってみる所存です。
対戦じゃなくて、
KOT~自分探しの旅~でも一向に構いません。
さあ昨日のブルガリアブートキャンプで、
図らずもサラのアイデンティティを取得してしまったと述べましたが、一体どういう事なのかを説明しようと思います。
それには先ず、ブルガリアという国から簡単に説明しないといけません。この国、今でこそEUに加盟し、ヨーロッパ気取りですが、つい1990年まではバリバリの社会主義、親ソ連国家でした。そしてソ連崩壊で一緒に崩壊し、未だに経済水準が1990年の時から成長していません。
つまりかなり
①Poor(Bin-bou)なんです。で、それはいいとしてこれには参りました
、②まったくもって英語が通じません。いや、まじで。常識的に、"Yes"とか"1"とか"Hello"とかも解ってくれません。僕らがロシア語のそれをまったく理解してないのと同様に、彼らも全く解ってくれないんですよ。もうね、料理注文する時なんかほんとひどい。メニューは全部キリル文字だし、店員はほとんど
タトゥーしてるし、で、現地駐在の人が話してくれてるんですが、そこから僕は
2つだけブルガリア語をマスターしました。
”2” (ドゥヴェ) 1つは数字の2です。もうわけの解らない僕たちは、メニューをあてずっぽうに指差し、とりあえず
「ドゥヴェ!」と連呼していたのであります。
もうね、途中から面白くなっちゃってね、決して二つ頼む必要のないものとかも全部二つ頼んでた。だって、本当に”1”がわからないんだから。
で、話は変わりまして、この国の女性はとても綺麗です。スラブ系(ロシア系)とゲルマン系、トルコ系が混在し、とても
エキゾチカもしくは
カリビアンドットコム的な様相を呈してるんですよね。体つきなんかとても豊満(punyu-munyu)だし。
そして土曜日の夜、現地に滞在してる30歳くらいの日本人と僕でひょんな事から夜の街に繰り出す事になったのです。僕の目的はゲーセンだったんですけどね。とりあえず
昆虫の如くネオンの方に吸い寄せられてみる。そして、ブルガリアワインをかっくらい、
×30ほどになってしまったイエロー二人、
気付いたらストリップバーに来ていました。
キンパツのネーちゃんがケツをグリングリンまわして迫ってくる。
やべぇ。ここやべぇ。直感的に危険を察知した僕。
が、時既に遅し。
気付いたら、ほぼ裸に近いキンパツネーちゃんを数人はべらし、
ゲボゲボとウォッカを喰らい、
ドゥヴェドゥヴェと連呼し、ギャーギャー騒いでいる世にも醜悪な
畜人ヤプー二匹の姿がそこにはありました。
しかも僕、換金してなかったんで、まさかの
所持金0。完全に現地の人任せ。なんかブルガリア語で聞かれてるんでとりあえず
ドゥヴェドゥヴェと返すと、どうやら僕は
22歳だと思われたようだ(これが2つ目の覚えた単語である)。
その中でね、一人、メチャクチャ可愛い子がいたんですよ。白人特有の目鼻立ちがスッキリした顔立ち、しかも健康的な日焼け、髪は金髪で、あれ?ワイルドショートシャギー、あれ?ワイルドメイク・・・・・どっかで見たことある。
これは・・・・本物がついに
御降臨されたのか!?
僕は舞い上がってしまい、彼女のダンスを食い入るように見てしまいました。
すると、
鴨がネギと醤油まで全身に塗りたくってやってきたと思われたみたいで、その後彼女はピッタリと僕の隣に座り込んでくるじゃありませんか!で、またブルガリア語が飛んでくる。僕はバカの一つ覚え、
ドゥヴェを連発、そこで現地語の多少解る日本人に通訳してもらうと、どうやら彼女はロシア出身で、ブルガリア国籍、夏に
黒海で泳いで日焼けしたらしいという事が判明しました。ところで、このストリップバーのシステムが未だによく解ってなかったのですが、どうやら
気に入った子をお持ち帰りできてしまうシステムらしいという事が段々と判明してきました。まぁ、金を全く持たない僕は何の迷いもないんですが、
相手はそうは思ってない。会計を済ませて(ちなみに二人で3時間ぐらい飲み食いしておさわりし放題で1万円くらいでした、しかも多分ぼられてる。)帰ろうとすると、先ほどのサラ、いやもとい、踊り娘がビックリするくらい何時の間にか着替えており、
なんと僕のタクシーに乗り込んでくるじゃないですか。でもね、僕、日本人の彼から帰り際に渡されたタクシー代6レバ(現地通貨・約500円)しかない。僕は本当に
ドゥヴェしか言ってないので、何も非はありません。で、タクシーの中でもドゥヴェドゥヴェを連発してたのですが、
勝手に金額交渉と勘違いしてる模様。何度もいいますが残念ながら、金ないんです。ユーロすら持ってないんです。スーツケースの奥底に円があるだけです。で、天使のようなお顔で結局ホテルの部屋まで付いてらっしゃってですね、さすがにこれ以上はマズいと思いまして、
「さ、僕はお金がないんだよ、とっとと帰りたまえ^^」
という事を示すためにサイフを見せようとすると、、、、
アッと驚くスピードで脱衣されておられる・・・・( ゚Д゚)
もうね、本当、
死ぬ思いでまさに決死の覚悟で写メりましたよ。気付かれなくて本当にホッとしてるんですが、その後これは本気でまずいと思い、サイフを見せつけ、金ないアピール。また何か言ってますが全然わからないのでとりあえず
ドゥヴェ返し。
もう拉致があかないと悟った彼女、最後には今までの天使のような笑顔は一体ぜんたいどこえやら、
三島平八のような鬼瓦のような形相になられ、ブルガリア語で何かまくしたてながら部屋を去ってゆかれました。サッパリわかりませんが、おおかたこんなとこでしょう。
「このクソジャップ(畜生)が!!とっとと邪蛮(ジャーバン)へ帰りやがれ!!!!」
そんなこんなで、今後から僕のサラは、
ロシア生まれのブルガリア育ち、夏はバカンスで黒海へ行き、日焼けをしているという設定になったのでよろしくお願いします。